失った祖国、失いたくない恋。
舞台は 1968 年夏のチェコスロヴァキア。“プラハの春”を謳歌していたのどかな時代。女子学生テレザ、ブギナ、ユルチャは高校卒業を控え、燃えるような恋とロストバージンに憧れている。垢抜けた彼女たちは学校の人気者。しかし、言い寄って来るクラスメートの男の子たちは幼稚で全く相手にならない。
その頃、社会主義体制に反対し、アメリカ亡命を夢見る若い兵士シモン、ボブ、エイモンが軍を脱走し町へ逃げて来る。偶然出会ったテレザは、一目でシモンと恋に落ちる。彼らを教会の修繕に来た修復工と勘違いしたテレザは、シモンを探しに教会へと向かう。一方、隠れ家を見つけたシモンたちはサンフランシスコに向かう夢を語り合っていた。
卒業試験のため学校に向かったテレザは駅でシモンと再会し、デートの約束をする。
やがて、3人それぞれが恋に落ち、一夜を共に向かえることに。
その幸せも束の間、国境を越える列車の汽笛と共に自由の国アメリカを目指して駆け出す彼ら。
しかし、自らの自由よりもテレザが忘れられないシモンは・・・。 |